〜メイポ任侠伝〜



手下A「兄貴、大変ですぜ!」

幹部B「なんや、どないした。」

手下A「例のネコ耳メイドがまた一人でカチコミに来やした!!」

幹部B「またワシ等からカツアゲしようちゅうんか。

えぐいわ、えぐすぎるで…」

手下B「こんなこともあろうかと、今日は助っ人を呼んであるんでさぁ。」

幹部B「何やと… せやな、仕方あらへん。

先生、おたの申しまっせ。」





ネコ耳メイドP「あはははははは!!!

今日もがっぽり稼がせてもらうわよぉ!!

シクルに書にナックルメイスにジュエルクアダラその他諸々!!」



アサルターの前に次々と倒れていくヤクザ達。

ネコ耳、メイド服にランチボックスという萌え萌えしいいでたち。

しかし、ランチボックスが空間を切り裂いた瞬間、

そこに立っていられるものなどそうは居ない。

火狸金融えり抜きの幹部達ですら、二の太刀で切り捨てられる事がほとんどだ。

距離をつめられてはならない、殺されたくなければアサルターの

射程にとらわれてはならない。



手下B「ヤツのスキルはタイマン専門じゃ、2人がかりでいくで!」

ネコ耳メイドP「甘い…」



前後から同時に振り下ろされる赤レンガ。

一瞬早くネコ耳メイドPは手下Bの頭上を飛び越える。

飛び越えざまに繰り出される『凄絶な乱れ裂き』。

体中に裂傷をうけた手下Bがくずれ落ちたのを確認すると、

振り向きざまに放たれるアサルター。



用心棒「ぷん… どうやらわしの出番じゃのう。」



無骨な兜、鈍く光る巨大すぎる剣を携えた剣士は、

わけのわからない自分語を使いながら現れた。

一閃…

手下Aは真っ二つに斬られた。

剣の自重にまかせた豪快な太刀筋は、

確かにこれまでの敵とは異質なものを感じさせた。



猫耳メイドP「あんたを倒したらいいものドロップするかしら?」

用心棒「ぽい。 倒されてドロップするのはあんたの方じゃ。」



彼は、ネコ耳メイドPの弱点を知っていた。

彼は、ネコ耳メイドPを知っていた。

彼は、ネコ耳メイドPに復讐する機会を狙っていた。



用心棒「これがネコ耳メイドP攻略の答えたぷ!」







彼は、用心棒ではなく、

うまい棒だった…



続く





続きません。

Pガードで敵を集めて連れてきました、嫌がらせです。




楓剤〜メイポシロップ〜